アプリケーションノート:
AAV Full Capsidの除去を、30分以内に。
Mustang® Q XTクロマトグラフィーカプセルを使用したウイルスベクター製造工程の効率化
アデノ随伴ウイルス (AAV) ベクター製造における大きな課題の一つは、目的の遺伝子を含まない不完全な非感染性粒子が多く含まれることです。特にDNAをもたないEmpty Capsidの量は、Full Capsidよりもはるかに多い場合もあり、含有量の低減が期待されます。
ポールのMustang Q XTクロマトグラフィーカプセルは、ウイルスやプラスミドのような比較的大型の目的分子を捕捉するアプリケーションにおいて、従来のクロマトグラフィーカラムに比べ高流量で優れた結合容量と回収能力を発揮します。
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このアプリケーションノートでは、Mustang Q XTクロマトグラフィーカプセルを使用したEmpty Capsidを分離する工程の最適化ついて詳しく説明しています。
アプリケーションノートの概要:
- Full Capsidの比率の向上
- 除去工程時間の短縮化(30分以内)
- リアルタイムモニタリングおよび最適化によるプロセス開発の迅速化
Mustang Q XTクロマトグラフィーカプセルは、使い勝手がよく、処理時間も速く、バリデーションを伴う充填手順や洗浄手順がなくなるため作業コストや設備投資を軽減でき、遺伝子治療用ウイルスベクター製造において理想的な精製工程を構築可能です。
Mustang Q XT クロマトグラフィーカプセルのサンプルをご希望の方は、アプリケーションノートのダウンロード時に、「サンプルがほしい」にチェックを入れてください(チェックを入れていただいた方へは、別途、用途や目的などについてご連絡差し上げますのでご容赦ください)。