お客様ご自身がシーケンスを組める自動化システム

従来のステンレススチール製配管やタンクのための自動化システムでは、SIPやCIPが必要だったため、バルブや配管の数も膨大で、複雑なシーケンスを構築しないと自動化プロセスを実現できませんでした。しかし、シングルユースプロセスのための自動化システムでは、SIP、CIPがなくなり簡単な自動シーケンスで自動化を実現できます。

Cytivaのシングルユース自動化システムでは、シーケンスは単位工程のパラメーターを入力してそれを積み上げていくだけです。そのため、お客様ご自身でシーケンスを開発することが可能となりました。

シーケンスを組みながら、例えば少し流量が高すぎると思えば、ご自身でちょうど良い流量に変更するなど、すぐにシーケンスの最適化を図ることができます。

もう、ちょっとした変更のために装置メーカーの技術者を呼ぶ必要はなくなったのです。

シーケンスはいくつも設定・保存することができます。オペレーターの方が、行う工程に応じてシーケンスを選び、Startボタンを押すだけで、自動工程が開始されます。これで、クランプの開け間違いやWFIの入れ過ぎなどの人的ミスは排除することができます