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提供されるフィルターのバブルポイント基準値が検査証明書の基準値と異なるのはなぜですか?
検査証明書の基準値は、膜自体の製造時の数値であるため、提供されるフィルターの基準値とは異なります。また、製造時の数値は、現場で実行する試験法とは異なる、定量的バブルポイント(QBP)と呼ばれる方法で算出されているため、お客様が使用するものではありません。
ポールが提供している各種ろ過滅菌グレードフィルターの検査証明書(P-cert)の最初の段落では、以下の例のように膜自体のバブルポイント値について説明しています。
記述例:「フィルターエレメントで使用された0.2µmの膜は、水で湿潤した場合に3655 mbar(53.0 psi)以上の定量的バブルポイント(つまり「KL」)を有します。」
この定量的バブルポイントは、特定の膜面積を透過する気体流量がある一定量となる時の必要な圧力として客観的かつ定量的に定義されます。この試験は、特定の膜面積を透過する気体流量がある一定量となるときの必要な圧力として客観的かつ定量的に定義されます。
この試験は、ポールが製造するすべてのろ過滅菌グレードフィルターの製造に使用される膜ロールのサンプルに対して実施され、ディスクまたはカートリッジの製造に使用される、膜ロール全体の最大の細孔を反映しています。
提供されるフィルターカートリッジのバブルポイント(BP)基準値は、通常、製造時におけるQBP値よりも低くなります。これはフィルター膜面積の増加に伴い、一般的にバブルポイント測定値の低下が起きることを考慮しているためです。
また、さまざまなフィルター完全性試験装置で使用されるアルゴリズムの違いによるBP測定値の変動、および目視(手動)でバブルポイント試験を実施した場合の、測定者による試験結果の解釈の変動も考慮しています。
ポールのフィルターのバブルポイント基準値についてはお問い合わせください。
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