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Palltronic🄬 フロースター IVのバブルポイント試験におけるモジュール係数とは?

 

モジュール係数 (MF) は、バブルポイント (BP) 試験のシーケンスの最初に実行される、リーク試験機能の感度を定義するために設定します。

 

バブルポイント (BP) 試験では、安定した拡散流量領域から膜の細孔を通過して、バルクフローへと移行する領域を圧力降下として検出することによりバブルポイント値を測定します。ただし、試験対象となるシステムの一次側にリークやフィルターの軽微な損傷があった場合には、わずかに余計な気体流量が生じる可能性があります。このような流量は試験装置によって区別して測定されることはないため、バブルポイント試験時の流量にともなって発生する圧量降下の一部として測定される可能性があります。そこで Palltronic フロースター IVのソフトウェアでは、余計な気体流量の混入を事前に検出するために モジュール係数が組み込まれています。

 

Palltronic フロースター IVによるバブルポイント試験の特徴として、測定時の段階的な圧力上昇に進む前に、安定化とリーク試験を行います。このリーク試験の目的は、試験対象となるフィルターシステムがバックグラウンドとしての流量を持っているかどうかを確認することです。 

 

リーク試験では、フィルターの一次側の圧力が、設定された最小BP値の80%まで加圧された状態で発生する気体流量が測定されます。この時、「モジュール係数」に従って、 測定された気体流量がリーク試験の許容値と比較され、許容値を下回っている場合にBP試験の測定が継続されます。

 

「モジュール係数」は設定値が低いほど、リーク試験時おいて、バックグラウンドの流量を検出する感度は高くなります。

 

気体の拡散によって生じる、許容可能なバックグラウンドの流量は、フィルターの膜面積に依存します。そこで、「モジュール係数」は、10インチモジュールの数に応じて、設定されることをお勧めします。10インチカートリッジの場合は1.0、5インチカートリッジ(AB05またはSLK7002など)の場合は0.5、小型のフィルター(AB02またはSLK7001など)の場合は0.2、ディスクフィルター(142 mmディスクなど)またはミニカプセル(KA02または同等)の場合は0.1を入力します。何も入力しない場合のデフォルト値は1です。

 

「モジュール係数」の設定により、試験フィルターに対してバックグラウンドの流量を明らかに超える値を示した場合には、それ以降の試験が中止されます。

 

Palltronic フロースター IVのソフトウェアバージョンが2.0b以上の場合には、ユーザーはAcro25 / 50及びKM5デバイスなどのより小さな膜面積のフィルターに対して、モジュール係数を0.01まで設定することができます。モジュール係数の推奨入力値については、以下の表1 (Table 1) をご参照ください。

 

 

詳細については、Palltronic フロースター IV完全性試験装置の取扱説明書(ポール文書番号:USD2594)をご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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