ソリューション

実験用フィルターの主な製品ラインナップ

エクソソーム精製に利用できる限外ろ過デバイス

限外ろ過は、孔径1 nm - 10 nmのメンブレンを利用して、分子の分画を行なう方法であり、タンパク質や核酸だけでなく、細胞外小胞やウィルスといったそれ自体が機能性を持つ粒子にも濃縮・精製のため使用されています。いかにもこのような細胞外小胞やウィルスの濃縮・精製に利用できる製品とその論文実績を紹介します。

核酸精製用 NABナノセップ スピンカラム

プラ スミドDNA、ゲノムDNA、トータルRNAの精製用スピンカラム

NABナノセップ・スピンカラムは、2層のシリカベースの石英グラスファイバー膜を搭載しており、DNAとRNAの効率的な結合と、サンプルの迅速な処理が可能となりました。 また2層膜構造により、膜への最大核酸結合容量が大きく、処理するサンプルにより、高濃度の核酸精製に対応できます。 NABナノセップは核酸精製においてカラムとして使用することにより、多種の細胞や組織サンプルからプラスミドDNA、ゲノムDNA、トータルRNAの精製が可能です。現在ご使用中の核酸精製用バッファーとともに、高品質で高収量な核酸精製システムをご提供できます。

アクロディスクOneシリンジフィルター

wwPTFE(高水和性ポリテトラフルオロエチレン)膜シリンジフィルター wwPTFEはタンパク質やペプチドから試薬や化学的純度まで、あらゆるサンプルや分析のニーズに対応するフィルターです。

特徴:
水系、有機溶媒系に対応
低吸着なので幅広い薬剤のろ過に最適
溶出が少ない(HPLC保証)
粒子保持能が高いのでカラムライフをさらに延長

核酸結合用 96 ウェル フィルタープレート

核酸結合用アクロプレップアドバンス 96 ウェル ロングチップフィルタープレート

核酸結合用アクロプレップ アドバンス 96 ウェル ロングチップ フィルタープレートは核酸の分離・精製に最適な独自のシリカベースの石英ガラス繊維メンブレンが備えられており、ハンギングドロップとクロストークを最小限に抑える、新規ロングチップ構造が採用されています。 本製品は核酸精製において、核酸の品質の低下を防ぐと共に、処理能力と安定性を向上させることができます。

ステンレススチール製3連マニホールド

ポール・ラボラトリーマニホールド

微生物・微粒子の汚染分析、液体の多検体吸引ろ過に最適! メンブレンフィルター(MF)法を用いてサンプル溶液の微生物学的検査を行うお客様のご要望にお応えして、デザインを一新しました。 材質は316Lステンレススチール製で優れた耐薬品性があり、工具を用いずに簡単に分解・組立可能なので、消毒や滅菌が容易に行えます。

各アダプターを交換するだけで、対応する弊社のフィルターファンネルを使用できます。また別売りのカップリングデバイスを用いれば、3連マニホールドを2つ組み合わせて、6連マニホールドとして使用可能です。バーピングや逆流を防ぐように設計されており、また吸引する方向を変更できます。
※イメージはマニホールドにマイクロファンネルを取り付けたものです。

アクロプレップ™ 24-ウェル フィルタープレート

タンパク質の精製における清澄化および滅菌ろ過用

清澄化および滅菌ろ過、もしくは滅菌ろ過が可能な24ウェルプレートです。 清澄化および滅菌ろ過用はCHOまたはHEK細胞等の生細胞培養物を1ステップで清澄化+滅菌ろ過処理することができます。そのため、細胞株や細胞培養物からタンパク質を迅速かつ簡単に精製でき、細胞株の開発とクローンスクリーニングをスピードアップできます。