令和3年10月に環境省から水質汚濁に係る環境基準の改正について告示されました。この改正により大腸菌に関する基準が大腸菌群数から大腸菌数に見直されました。大腸菌数の測定方法としては、直径47 mm、孔径0.45 µmのメンブレンフィルターを用いる、いわゆるメンブレンフィルター (MF) 法が示されています。

特に大腸菌数の測定は、「試料採取後直ちに試験ができないときは、0~5℃ (凍結させない) の暗所に保存し、9時間以内に試験することが望ましく、12時間以内に試験する」必要がありますので、事前の滅菌の必要がなく袋を開けてすぐに使えるマイクロファンネルがお勧めです。

CytivaのMicroFunnel™はファンネルとフィルターが一体型で、MF法に必要な直径47 mm、孔径0.45 µmのメンブレンフィルターが搭載されています。MicroFunnelは、シリンダー部分をつまむだけで簡単に取り外しが可能でメンブレンの回収が容易です。また、標準的なラボ用マニホールドに接続できます。各ユニットはガンマ線滅菌された個包装で提供しております。