透析療法

透析液の水質管理・器械保護におけるポールのソリューション

日本透析医学会のデータによると2018年末の慢性透析療法を受けている患者総数は約34万人であり、世界において日本の透析患者数は多い比率となっています。

こうした中において日本全国に透析療法を受けるための医療機関が多く存在しますが、その透析療法を実施するには大量の透析液を必要とし、また透析液を処理するための大型の装置などを稼働させる必要があります。

透析療法では患者の腎臓に代わって人工腎臓のフィルターとなるダイアライザーを介して、患者血液から老廃物や余分な水分を透析液中へ排出します。

この透析液における水質は患者様の安全性を考えて、透析療法を実施する医療機関が厳密に管理しています。

ポール・ブランドの37 mmクォリティモニターは特別な設備を必要とせずに簡便に検査ができる方法として、透析液の水質管理の一つである生菌数検査に多く利用されています。

ポール・トランスデューサープロテクターPは透析治療中における透析装置の静脈圧等のモニターラインに使用することで気体のみを通して血液などを通さないようになり、器械を保護することに多く利用されています。