最も難しい手技においてもクリアな視野

ポール・ブランドのラパロシールドスモークフィルターシステムは内視鏡外科手術で生じるサージカルスモーク由来の粒子や細胞、ウイルスや悪臭の原因となる有害物質を除去してクリアな視野を維持する、受動的な煙排出システムです。

この製品は気腹や電気焼灼,レーザーや超音波メスの使用を伴う低侵襲手術で用いられます。

内視鏡検査や内視鏡外科手術における気腹ガスのろ過

内視鏡外科手術で使用されるガスは二酸化炭素ボンベや気腹装置などで構成される気腹システムを介して供給されます。

滅菌された外科製品の取り扱いに関して一般に認められているルールは、無菌的な清潔野に到達するこのシステムのすべての部分について慎重に守られています。こうした高いレベルの対応とは対照的に、気腹ガスそのものは未滅菌のガスボンベまたは気腹装置から患者の無菌的な体腔の中へに送気されています。

気腹システムは粒子や細菌に汚染されていることが示されています1), 2), 3)。患者からの体液や血液による逆流が交差汚染という新たなるリスクとなりうる可能性があります。4), 5), 6)。体液が逆流して装置内へ侵入してしまうと気腹装置の損傷となり、修理を行う技術スタッフに汚染されてしまうリスクを与えてしまうことになりかねません6)。

ポール・ブランドの気腹ガスフィルター

ポール・ブランドの気腹ガスラインフィルターIGFやポールガスラインフィルターOROは細菌やウイルスを保持することが検証されています。これらのフィルターは患者由来の体液や血液の全面的なバリアーとなり、気腹装置内への患者体液の逆流を防ぎます。